仕事に行き詰まったときはとにかく歩く


物事が上手くいかないときは
頭の中に考え事が多くなり
ますます複雑になってきます。
頭の中に複雑な回路が生じ、互いが絡み合い、
回路のあちこちで衝突が起こり
争いが広がります。

それだけではありません。
煩悩や執着も増えてきます。
些細なことにも傷つけられたり
むなしいだけのプライドを守ろうとして
さらに問題を悪化させたりもします。
何でもないことにとらわれてしまうと
いざ重要なことは見落としてしまいがちで
片付けなければならないことも
タイミングを逃してしまいがちです。

すべての問題は、気が衰え、
エネルギーが抜けてしまったことから
生じていると考えればよいです。
そのため、ウォーキングや呼吸を通して、
日常生活からエネルギーを蓄える必要があるのです。

足の裏の湧泉に意識を集中して歩いてみてください。
仕事で行き詰まったときは
とにかく歩いてみてください。
歩いていると、どうでもよい考えは
自然となくなっていきます。
誰かに答えを求めなくても
自らその答えがわかってきます。

新鮮なエネルギーが体の隅々まで
詰まることなくスムーズに流れることにより
意識がはっきりしてきて、思考はシンプルになります。