感情のコントロールの仕方を見直しましょう


人間は、見たことや聞いたことに対してさまざまな感情を持ちます。
感情を持つことは人間の自然な行動です。
感情が豊かなことは、人間味があるということでもあります。

“自分の感情は、完全にコントロールできなければならない。
それが社会でうまくやっていくための成功哲学だ”
と思っている人は世の中に多いようですが、
心の中にわいてきた感情を、無理やり抑えつけることは
必ずしも正しい行いではありません。

李承憲氏が感情の取り扱いについて説明しています。

「感情とは『私』でなく、『私のもの』という、
つまり大きい海の波に過ぎないという事がわかれば、
私たちは感情という荒波に乗って遊ぶサーファーになれるでしょう。

また、感情に反応する私たちの脳に
いつも肯定的な感情が起きる事を経験させ、
肯定的な回路が作られるように鍛錬させれば、
皆さんは感情を創造することもできます」

李承憲氏は、感情を抑えたり無視したりするのではなく、
肯定的な感情を創造することを提唱しています。
今まで感情を抑圧してきた方には、この方法を
新たな成功哲学と捉えていただきたいですね。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より