「しばらく仕事を止めて深呼吸を一度してみてください。
下腹まで深く吸い込んでゆっくり息を吐き出します。
ゆっくり呼吸をしながらしばらく瞑想の時間を持ってみて下さい。
瞑想の開始は眺めること(watching)です。
正確に自分を見る過程を経れば分かるようになります。
眺めてみると私に不足な点があらわれ始めます。
『私がこうしたんだな、ここに問題があったんだな』
それを正確に理解した時、自らを変えることができる力が生じます」
李承憲氏が、『希望の手紙』の中で、瞑想の時間を持つと、
何を知ることができるのか教えてくれています。
大部分の現代人は、時間に追われる生活をしています。
人によっては、落ち着いて考える余裕もないほど仕事に追われていることがあります。
しかし、人生には自分を眺める時間をつくることも必要なのです。
仕事の手を止めていったん深呼吸をし、
それから自分を眺めることで、それまでの自分を振り返ることができます。
これは誰でも簡単に取り入れることができる呼吸法であり、瞑想法でもあるのです。
李承憲氏が『希望の手紙』で書いているように、瞑想する時間を
つくってみましょう。