私たちは、絵を無限大に描ける白紙を持っています

人は誰しも、人生の中で何かしら過ちを犯して大きく傷つくことがあります。
しかし、長い人生の中では、それはほんの一瞬にすぎません。
傷つくことがあっても、いくらでもあとで取り返すことができます。
そのときはとても絶望的な気分になるかもしれませんが、
それはいつまでも続くことはありません。
人は誰しも、自分次第でいくらでもやり直すことができるのです。

李承憲氏が希望の手紙の中で、そのことを教えてくれています。

「私たちは絵を無限大に描くことができます。
私たちには無限大の白紙があります。

絵を消すことができなければ、破ってしまえばそれだけです。
すると、また違う絵が出ます」

李承憲氏の希望の手紙は、印象的な表現で
私たちが無限の可能性を持っていることを教えてくれます。
さまざまな絵を、白紙に描いていきましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

脳を目覚めさせて、新鮮な毎日を送りましょう

人間の脳は、常に複雑に活動しています。
特に難しいことを考えていないときでも、
脳は必ず活動しているものなのです。

もちろん、人によって脳の使い方には違いがあります。
常に脳を駆使している人もいれば、
ほとんど使おうとしていない人もいます。
使おうとしなければ、やはり脳の働きは衰えはじめますが、
今まで脳を使ってこなかった人でも決してあきらめることはありません。
脳を動かす大切さに気づき、意識して使おうとすることで
脳は活発さを取り戻します。

李承憲氏が脳を目覚めさせることの大切さについて、端的に説明しています。

「私たちには常に最初だけがあります。
昨日は過ぎ去ったのです。
私たちはいつも違う所で
違う仕事をして
違う人に会います。

それが認識できない脳は、
眠っている脳です。
あなたの脳が目覚めているならば
『今』この瞬間を『初めて』のように感じるでしょう」

李承憲氏の言葉を参考にして、
毎日同じことの繰り返しだと思い込んでしまうのではなく、
常に変化があることに気づき、脳が活発に動くように変えていくことで、
新鮮な毎日を送りましょう。

一 指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

脳トレーニングを続けて、いつまでも脳を発達させましょう

脳は、人間の体の中でもとびきり精密な器官です。
一般に、身体の発達が終わるとともに脳の発達も終わると
考えられているようですが、
決してそうではありません。
脳トレーニングを続けていれば、脳は活発に働きます。

李承憲氏が脳の持つ可能性についてこう説明しています。

「脳は使わなければ退化しますが、
使えば使うほど発達し良くなります。

新しい経験は、
神経回路の新しいシナプスが形成されるようにし
神経細胞の枝がたくさん芽生えるようにして
回路を丈夫にします」

李承憲氏が教えてくれているように、
新しい経験を積むたびに脳は神経回路を発達させます。
「もうだいぶ年をとってしまったから……」といって
あきらめることはないのです。
脳トレーニングは脳の発達を止めてしまわないようにするためにも
とても大切です。
何歳になっても、脳を活発に働かせましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より