へそが教えてくれる知恵

私のへそはお母さんのへそから
おばあさんのへそから生まれ
おばあさんのへそを遡っていくと
何千年、何万年をつないできた命綱が
私へとつながっています。

生命を自覚すること
つながりを自覚することによって
自分を萎縮させていたものが振り落とされ
自分自身への愛が回復します。

身体の始まりはへそです。
まずへそができ、その次に
内臓を始めとした身体の各部分ができました。
へそは生命が始まったところであり
へその緒を切って人生を始めた証です。

しかし、誰もがこのようなへその意味を
忘れて生きています。
生命の価値が分からなくて自分を愛せず
他の生命を尊重しなくなりました。

生命の価値はどのように回復するのでしょうか?
答えはいつも近くにあります。
体の中心、へそ。
神が生命のメッセージを込めて封印したかのように
体の真ん中に丸く刻印されたへそに、
その答えがあります。

生命の価値を象徴するへそが
自分の身体の中心にあることを知り、
その価値をいつも呼び起こして実現するような
健康な人生が世界に満ちることを切に願っています。
これがへそヒーリングの目標です。

私たちは皆、つながっている

振り子がそれぞれ異なる動きをする
掛け時計を壁にかけるとします。
1~2日過ぎると、すべての振り子が
一斉に同じ方向、同じ速さで動くようになります。

速い振り子が、遅い振り子を
自分のスピードに合わせさせるからです。
これを「同調化現象」と言います。

同じように心も
エネルギーの力が大きいほうについていきます。
子供は親のエネルギーに同調し
生徒は教師のエネルギーに同調し
社員は社長のエネルギーに同調します。
個人は家庭や社会、国や人類全体のエネルギー場に同調します。

いくら私がうれしくても全体が暗ければ
私の心も完全に喜んだり幸せにはなれません。
しかし、全体のエネルギー場が明るく肯定的なら
私の心が少し暗くても、すぐに気分が明るくなって良くなります。
エネルギーの世界で見ると、私たちは皆、つながっているのです。

人動説と地球経営の未来

様々な論議を生んだ人間とアルファ碁の対決後
人工知能が世紀の話題にのぼっています。
人工知能への肯定論と否定論が飛び交う中
人類は、かつてないほど切実な彗眼を探しています。

古代と中世の地球は、宇宙の中心でした。
太陽や星が地球を中心に回っているという天動説は
一点の疑いもない神本主義時代の定説でした。

しかし、16世紀コペルニクスによって地動説が提起されました。
これは、従来の信念体系を崩し、神を冒涜する罪だと
宗教裁判にかけられたりもしました。

科学文明の発展に基づく地動説は
文明の軸を、地動説の時代、
物質文明の時代に変えました。

私たちが生きる今の時代は
人工知能と仮想現実を目前に控えた変化の時期です。
今、私たちが新たに変えるべき文明の軸は
「人動説」です。

神本主義の天動説と
人本主義の地動説を過ぎ
人間の内面にある神性を現わす神性回復の時代が
新たな人類が迎えるべき人動説の時代です。

人動説時代のポイントは
自然知能を備えた人間の脳の活用です。
脳教育は脳活用によって
人間性回復と神性回復にその価値を置いており
これを中心哲学とするのが地球経営です。

今、新たな未来文明が目の前にあります。
あなたが主体となって人動説と地球経営を選択すれば
人類と地球は、新たな未来、すなわち
持続可能な精神文明の時代を創造します。