悟りがあるところ

「悟りとは何ですか?」
こんな質問をよく受けます。

悟りは本質を回復することです。
人間の本質は生命であり、自然です。

海の波を眺めたり
木や岩がたくさんある山に登れば
考えがなくなり、心が楽になります。
自然と一つになると
簡単に瞑想状態になります。

このように悟りは
本質を回復し、自然な状態になることです。

自然になるとき
人間の本質である人間性と良心が明るくなります。
つまり、人間性回復は自然な状態になる悟りの理(ことわり)です。

脳教育は、瞑想と脳活用によって人間性を回復し
人間の本質を見つけるための具体的な方法です。

何か判断する時に、良心に照らして
自然かどうか尋ねてみてください。

悟りは、本来ある場所、つまり
人間の明るい人間性と良心の中にあります。

脳は健康・幸せ・平和を望む

多くの人は、健康、幸せ、平和が
環境や条件など自分以外のところから
やってくると思っています。

しかし、本当の健康、幸せ、平和は
自分自身から、つまり
自分の選択から始まります。

脳が健康、幸せ、平和を望んでいるからです。

すべての人が自分の脳に関心を持ち
脳を運営する方法について
教育を受けてほしいと思います。

これによって私たちは、常に脳に
健康、幸せ、平和を選択するよう
要求したり、説得できるようになり
脳はその方向に従うようになるのです。

「良い脳」「悪い脳」はない

人間の脳には「良い脳」や「悪い脳」はありません。

子供の成績が良ければ良い脳で
成績が悪ければ悪い脳なのではありません。

人間の脳は完璧です。
脳は、人間、国籍、男女、貧富の差に関わらず
誰しも皆、平等です。

脳はすべてを超越して公平で平等です。
問題は脳の主である使用者が
どんな風に使うかです。

良い情報をたくさん受け入れ
良いことにたくさん使うようになれば
脳は良くなるのです。