脳を運転する

脳を車だとイメージしてみてください。
運転席に座り
発車するためにエンジンをかけます。

しかし、車が動きません。
よく見てみると
サイドブレーキがかかっています。

サイドブレーキは観念です。
また、先入観や被害者意識です。
こういったものに捕まって
自由に動けないのです。

このように捕まった状態では
観念、先入観、被害者意識が
ものすごいものに思えます。

しかし実は、車の
サイドブレーキくらいのものなのです。
サイドブレーキを下げれば
車は力強く出発します。

観念、先入観、被害者意識といった障害を
苦労して抱え込んでいるのではなく
ただ下ろせばいいのです。
そうすると自由に
脳を運転することができます。

情報を支配する力、心力

人には3つの力があります。
体力、知力、心力です。
知力は本を通して学ぶ知識で、
心力は心の力、知恵です。
この3つをバランスよく備えている人が
健康な人です。

情報を支配するには
知力だけではできません。

大事なのは、心の力を育てることです。
心力が育てば情報を把握でき、扱うことができます。

心力を育てなければ、情報の奴隷になります。
どんな情報が、その人を支配しているのかによって
その人の人格が決まります。
情報の質と量が、その人の価値を決めるのです。

心力を育てましょう。
心力は情報で育てるのではなく
体と心を鍛錬する必要があります。
呼吸、瞑想、脳教育で心力を育てましょう。

どんな人として生きていますか?

あなたの脳の中には
多くの人が住んでいます。

情熱にあふれ、瞳の輝いている人もいれば
毎日繰り返される日常に疲れている人もいます。

同じことを経験しても
肯定的に考える人もいれば
そうでない人もいます。

カリスマ性のあるリーダー
洞察力のある戦略家
師の心を持つ教師も存在しています。

痛みを包み込んでくれる暖かい母、
厳しいながらも優しい父、
好奇心に満ちた瞳の子供もいます。

また、社会や国の行く末を案じる指導者、
グローバル地球村に堂々と立っているリーダーもいます。

あなたは今、どのような人として
生きていますか?