感情が居座る理由

感情は、空に漂う雲のように
行ったり来たりします。

それでも、多くの人が
感情を握りしめて苦しみます。

本人が悲しみに深く足を
突っ込んだまま悲しいと言い、
絶望の沼でもがきながら
希望がないと言います。

だから感情という雲が
さらに長く居座るしかないのです。

私はここにいる

寂しさは魂が私たちに
訴えかけるサインです。

魂が私たちに叫びます。
「おーい。ここだよ。
私はここにいるよ!」と。

だからあなたに
原因の分からない寂しさがあっても
心配することはありません。

それは、あなたが魂の成長と
完成への渇望を感じている
という意味なのです。

一指李承憲著『TAO~自分さがしの旅』より

TAO、人生の根源的な問い

私の生命はどこからやってきたのか?
人生にはどんな意味があるのか?
私は何のために生きていくのか?

これらはおそらく、
この世で最も古くから、
最も多く問われてきた質問でしょう。

今まで多くの人々が
この問いを投げかけ答えを得ました。

それでもこの問いは
いつでも新しいのです。
決まった答えはどこにもありません。

あなたが自らその答えを
探し経験するしかないのです。

理性的で形式的な答えに
安住しないでください。

本当に真剣に切実に
何度も問いかけていると
いつかはあなたの魂の声が
聞こえるようになるはずです。

その質問の答えを見つけると
あなたの人生はその答えを中心に
再編成され始めます。

一指李承憲著『TAO~自分さがしの旅』より