脳トレーニングを続けて、いつまでも脳を発達させましょう

脳は、人間の体の中でもとびきり精密な器官です。
一般に、身体の発達が終わるとともに脳の発達も終わると
考えられているようですが、
決してそうではありません。
脳トレーニングを続けていれば、脳は活発に働きます。

李承憲氏が脳の持つ可能性についてこう説明しています。

「脳は使わなければ退化しますが、
使えば使うほど発達し良くなります。

新しい経験は、
神経回路の新しいシナプスが形成されるようにし
神経細胞の枝がたくさん芽生えるようにして
回路を丈夫にします」

李承憲氏が教えてくれているように、
新しい経験を積むたびに脳は神経回路を発達させます。
「もうだいぶ年をとってしまったから……」といって
あきらめることはないのです。
脳トレーニングは脳の発達を止めてしまわないようにするためにも
とても大切です。
何歳になっても、脳を活発に働かせましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

自分の行動や考えを信じて、育てていきましょう

日本人は、謙遜が過ぎて自虐的になる傾向がある、と世界各国で言われることがあります。
それでも、私たち日本人はあらゆる面で世界中から評価をされています。
「日本人はもっと自分に自信を持つべきだ」と
世界から諭されることもあるくらいです。

自分の行動や考えについて、「どうせ私なんて……」などと
否定的に捉えずに、まず自分の行動や考えが正しく、素晴らしいことだと
信じることから、人の成長はスタートします。
自己啓発を行いたいと思う人が多いですが、
自己啓発の基本は、自分を信じることです。

李承憲氏が端的に教えてくれています。

「考えを育てることは自分がしている考えが
偉大ですごいと自ら考えることから始まります。
自分の考えを信じないで
『大したことではない』と考えるから
美しく成長できないのです。

考えを発展させていくためには、自分を信じなければなりません。
直ちに成り立たなくても
自分を本当に信じて熱心に生きる姿勢に意味があるのです。
自分の考えを育てた人は美しいです」

李承憲氏の説明を参考に、もっと自分の行動や考えが素晴らしいものだと信じて、
それを大きく育てていきましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

教わった情報を、的確に受け止められるようになりましょう

勉強は学生だけのものではありません。
仕事を始めてからずっと年齢を重ねていっても学び続けることは必要です。

人は何かを教わるとき、何かを知ろうとするときは、
なぜそれを得ようとしているのかに気づき、
はっきりした目的を意識することで結果も変わってきます。
そうすることで、頭の中に入ってくる情報を的確に受け止めて、
情報の主人になることができるのです。

李承憲氏がそのことを簡潔にまとめてくれています。

「何かを知って習おうとする前に
先に『なぜ?』という質問を自分に投げなければなりません。
‘なぜ’という質問に対する答がはっきりとした時
私が受け入れる情報の真の主人になることができます」

李承憲氏の説明を参考にして、
何かを教わるときは、なぜそれを教わるのかに気づき、
教わった情報を的確に受け止めるようにしましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より