30歳にもなればわかるはずです。
新しい年がやってきても、
新しいことがひとりでに
やってきたりはしないということを。
ひとつ年をとったからといって
人生に変化が訪れるのではありません。
あなたがこの1年間に何を学び、
その教訓を今後の人生に
どう適用するか省察しなければ、
ひとつ年をとったとしても
前より聡明になったりはしません。
自然の循環に従って
季節が変わり、年は明けますが、
そのような変化に意味をもたせ、
新たな決意をするのは自分自身です。
一指李承憲著『人生120年の選択』より