人生という舞台の主役となりましょう

人間誰しも、自分の人生を切り開くのは自分自身です。
決して他人ではありません。

自分の人生は、常に目的意識を持って突き進んでいきたいものです。
どんな人でも、自分の意思を明確に示すことができれば、
人生を主体的に生きることができますし、
世の中に向けて自分を強くアピールすることができるようになります。

李承憲氏が希望の手紙の中で、人生を演劇に喩えています。

「演劇に幕が上がって下がる時間があるように
私たちの人生も同じです。
私たちは人生という舞台のまん中に
各自自分のシナリオを持って立っています。
自ら演出までしています。

世の中という舞台であなたは
どんな演劇を見せたいですか?
私が触れる所全てが舞台で
出会う人皆が観客です」

李承憲氏が希望の手紙の中で教えてくれていることは
とても印象的です。
どんな人でも、自分の人生を主役として生きることができるのです。
出会う人が感銘を受けるような人生を演じましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

感情のコントロールの仕方を見直しましょう

人間は、見たことや聞いたことに対してさまざまな感情を持ちます。
感情を持つことは人間の自然な行動です。
感情が豊かなことは、人間味があるということでもあります。

“自分の感情は、完全にコントロールできなければならない。
それが社会でうまくやっていくための成功哲学だ”
と思っている人は世の中に多いようですが、
心の中にわいてきた感情を、無理やり抑えつけることは
必ずしも正しい行いではありません。

李承憲氏が感情の取り扱いについて説明しています。

「感情とは『私』でなく、『私のもの』という、
つまり大きい海の波に過ぎないという事がわかれば、
私たちは感情という荒波に乗って遊ぶサーファーになれるでしょう。

また、感情に反応する私たちの脳に
いつも肯定的な感情が起きる事を経験させ、
肯定的な回路が作られるように鍛錬させれば、
皆さんは感情を創造することもできます」

李承憲氏は、感情を抑えたり無視したりするのではなく、
肯定的な感情を創造することを提唱しています。
今まで感情を抑圧してきた方には、この方法を
新たな成功哲学と捉えていただきたいですね。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

愛する対象があるとき、脳は最適な状態にいることができます

愛するという行動は、人を活き活きと変える行動です。
恋人を愛するときばかりではありません。
家族や周りの人への愛情を持っているときや、
仕事や自分が属している地域社会のようなものが対象であるときでも
それは同じです。

愛すると、人の脳は自然に活き活きと動きはじめ、
あらゆる機能がフルに稼働します。
誰かを、あるいは何かを強く愛するという行動は、
最高の脳トレーニングでもあるのです。

李承憲氏が具体的に説明してくれています。

「対象が何であれ、愛するということは
対象に非常に集中している状態です。
集中すれば、脳回路が整備されながら、
脳の全体機能が活性化します」

心の底から愛せる対象を見つけることができれば、
脳はいつでも最適な状態にいることができます。
常に脳トレーニングを行っているようなものです。
李承憲氏の言葉を参考にして、
継続して愛することができる対象を見つけ出しましょう。
そうすれば、脳を活性化させることができます。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より