創造の喜び

創造の喜びがどれほどすごいかは
一度でもそれを経験した人ならわかると思います。

例えば、作家は内面からあふれてくる感じや
インスピレーションを言語で表現する瞬間に
大きな喜びを感じます。

無から有を生み出す創造の瞬間に、
脳から幸せと喜びのホルモンが
大量分泌されたように感じられます。
創造した瞬間に脳の力が目覚めます。

「私にこんな表現力があるなんて」と思い
誇らしさと満足感のエネルギーが
胸いっぱいに満ちます。

本当の満足感や幸せは
自分には価値があると思えるときや
自分の存在価値を確認するときに感じられます。

昨日も今日もたいして違いがないと思うなら
身近なことから
小さな創造の喜びをつくってみましょう。

一指李承憲著『人生120年の選択』より

私がしたいこと

あなたがしたいことは何ですか?
現代は、若者の失業率が深刻で
なんとか安定した職業をもつことが
目標になっているようです。

人生で多くの時間を過ごす職業について
改めて考えてみてほしいと思います。

人から期待される人生ではなく
胸の奥にある魂が本当に望んでいること
それをしていて死んでも決して後悔しないと思えること
それをできなかったら死ぬときに後悔すると思えること
そんな何か、そんな生き方を見つけることが大事です。

一指 李承憲

変化はただやってくるものではない

30歳にもなればわかるはずです。
新しい年がやってきても、
新しいことがひとりでに
やってきたりはしないということを。

ひとつ年をとったからといって
人生に変化が訪れるのではありません。

あなたがこの1年間に何を学び、
その教訓を今後の人生に
どう適用するか省察しなければ、
ひとつ年をとったとしても
前より聡明になったりはしません。

自然の循環に従って
季節が変わり、年は明けますが、
そのような変化に意味をもたせ、
新たな決意をするのは自分自身です。

一指李承憲著『人生120年の選択』より