120歳を選択した意味

引退後の人生を
前半の人生のおまけだと考え
何の夢も計画ももたなければ
本当にそんな風に生きていくことになります。

しかし、人生の後半を
新たな機会だと思い
積極的に設計して準備すれば
前半よりもっと充実し、やりがいのある
人生の黄金期にもできます。

前半60年は、天からもらった運で
社会システムに大きく左右される時期だとすれば
後半60年は、自分の選択と努力で
創造していく時期です。

一指 李承憲

目覚めていなければ

ある学者によると、95%の人は
今日も昨日と同じように過ごし、
1カ月前も今も同じ考えを繰り返し、
なんの変化もなく生きていくそうです。

変化はただやってくるのではありません。
意識的に目覚めている人だけに訪れます。

夜明けは、夜明けに目覚めた人だけが
見ることができます。
夜明けが来ても、目を開かなければ
依然として真っ暗な夜です。

春が来ても、春が来たことを知らなければ、
種を蒔くことができません。
種を蒔かなければ、秋に収穫できません。

一指李承憲著『人生120年の選択』より

人生の後半期の設計

人生の後半に関する設計を
始めるのは、早ければ早いほどいいです。

人生を見通す成熟した目をもつ人は
成功期にも環境に振り回されない
自分の哲学と真理で生きていけます。

40代には、老年期をどう過ごすか
前もって思い描くことができます。
遅くとも50代には、人生の後半期を
どんな風に生きていくかという方向性を決め
自分が選択した人生を送るための
具体的な準備をすべきです。

そのような設計があるかどうかによって
引退後の生活は、まったく違ってきます。

その最初の準備は健康を自給自足できる
習慣をつけることです。

一指李承憲著『人生120年の選択』より