自分自身を狂ったように愛してください

私たちには、尊く大切な魂があります。

自分の真のアイデンティティがわかったとき
本当の私を見つけて出会ったとき
ようやく成功ではなく、完成のための人生を
生きていくようになります。

他の人ではなく、「私」を
胸がはち切れそうなほどに愛してください。
死ぬほど、狂ったように愛してください。

自分の人生の中心は
「私」であることを忘れないように
自分に伝えてあげましょう。

蓮の花を咲かせる力

仏陀は、現象世界の是非と善悪、幸不幸を
泥に例えました。

そして、その現象の中で咲く悟りを
蓮の花に例えました。

私たちは、この世に生まれて
泥の中で悶ていますが
誰もが蓮の花を咲かせる可能性を
生まれ持っています。

一指李承憲著『TAO 自分さがしの旅』より

フルマラソンを控えて

100歳まで生きるかもしれないという
考えからくる最初の感じは、
決して楽しい期待感ではありませんでした。

それは「しまった!」でした。

ハーフマラソンに参加して
ゴール近くまで一生懸命走ってきたのに、
突然私が参加した競技がハーフマラソンではなく、
フルマラソンだと知ったような感じでした。

私の身体と心はフルマラソンを走る
十分な準備ができていないという思いから
当惑したのでした。

これまで、私の寿命、つまり私の時間は、
私に与えられたものと思っていただけで、
私が自分の意志で自分の時間を
増やすこともできるとは思っていませんでした。

このような一連の省察の末に、
老年に関する考えを劇的に変える選択をしました。

私は120歳まで生きることにしました。
私たちの前に広がる長寿時代が
人間に許す最大の数字を私の寿命と決め、
120年という長い目で
人生を新たに設計し直すことにしました。

一指李承憲著『120歳まで生きるという選択』より