完璧な親はいない

アメリカで脳教育講演をしたときに、あるアメリカ人が
「私は、至らないことも多いし、教育の専門家ではありません。
また、自分の経験が完全でもないのに
どうして子供を教えられるでしょうか?」と質問しました。

多くの親が子育てに自信がないと言います。

この世に誰一人として完璧な親はいません。
人間は不完全ですが、その不完全さのお陰で
続けて成長できるのです。

教育の側枝は人に任せられても
中心は、あなたが守らないといけません。
子供が外で学んでくるのは「知識」です。
「精神」を教えられるのは親です。

出世したり、知識が多いからといって
尊敬される親になれるのではありません。

自分の人生に信念を持って
正直に、堂々と、生きる人が
素晴らしい親です。

それでこそ、子供を鏡のように明るく
輝かせられるのです。

いつも初めて

いつも同じことを繰り返し、
同じ人と会っている人たちは、
「今」に何の意味があるのかと問うかもしれません。

しかし、「同じ」というのは錯覚です。
私たちはどんなことであっても2回以上繰り返すことはできません。
私たちにはいつも「初めて」だけがあります。

昨日は過ぎ去りました。
私たちは常に違う場所に居て、
違うことをし、
違う人と出会います。

本当の自分

真の幸せと喜びは、今の真の自分を感じて実現する時にやってきます。本当の自分には過去も未来もありません。今があるのみです。その今が大きくなって過去や未来まで明るく豊かにすべきです。真の幸せと喜びは、大胆な心で人生のあらゆる困難を克服し、自らを育てていく大きな力になります。

本当の自分を感じて実現した人は、1杯のコーヒーを飲んでも、誰かと話をしても、取るに足らないことをしても、喜びに満ちています。誰かが自分の幸せの条件を満たしてくれれば嬉しくなるのではありません。胸の奥深くにある生命から響いてくる歓喜と喜びがあるからです。本当の自分を見出した人には存在そのものが喜びです。律呂が溶け込んでいます。