脳の主に成長する機会

成績が悪いと親に愛されないという考えは
子供をとても脅かす情報です。

人間は、最も基本的な欲求である生理的な欲求と
安全の欲求が満たされてこそ
褒められ、認められようとする
より高いレベルの欲求が起こります。

子供たちの内面には
親が競争をさせなくても
誰でも今の状態に満足せず、
発展しようとする成長の欲求と
自己実現の欲求が潜んでいます。

このような自然な欲求が
健全な状態でほとばしり出るように
親は、待ってあげたり
様々な機会を提供してあげる必要があります。

勉強ができないからと、
遊ばせないようにするのではなく
歌でも、ダンスでも、運動でも、何でも
楽しくできることをさせてあげましょう。

現在の教育の現実は、過度の点取り競争によって
子供たちが自分の脳の主に成長する機会を奪っています。

あなたがまず、お子さんに
脳の主に成長する機会を与えてあげませんか?

公転と自転、そして共感

私たちの体のすべての部位は、
それぞれの動きに、また、
その動きが作り出す全体の変化に、
いつも感覚を開いて耳を傾けています。

これは地球の「公転と自転の原理」と同じです。
地球は、自転しながら公転軌道に沿って太陽の周りを回ります。

すべての健康な細胞は、
全体を中心に、それぞれの活動を調節します。
私たちの体はそのようにしており、
地球も太陽もそのようにしています。

しかし、私たちの体内に
「公転軌道を守らない自転」のような、
自分の持つ情報とエネルギーを
周囲と共有しない誤った活動があります。
それはガン細胞です。

ガン細胞は、周囲と一切のコミュニケーションを断った細胞です。
ガン細胞は全体を殺し、
最終的には、ガン細胞自体も破壊します。

今、子供たちに公転と自転、
感覚を開いて共感しあう力を
育てる教育をしていますか?

人の道

人は、生まれてから死ぬまでの間に、
絶胎養生 浴帯冠旺 衰病死葬の12段階を経ます。

絶胎養生は、精子と卵子が出会って受精し、
胎児として10カ月間を過ごして出てくるまでの過程。

浴帯冠旺は、成長し、学び、
仕事に就いて社会的な活動をし、
社会を生きていく過程。

衰病死葬は、衰弱し、病み、死んで埋められるという
人生の締めくくりの過程です。

ほとんどの人は、このプロセスから抜けられません。

人間は、動物とどう異なるべきでしょうか?
人間と動物の中身は、あまり変わりません。

しかし、人間が人間の手を持つなら、
人間の顔を持つなら、
人間の脳を持つなら、
人間は動物のように欲望中心に生きてはいけません。

人間は、人間らしく生きなければならず、
人としての道を行くべきなのです。

自分の人生を振り返り、
これからどう生きるのか、
新たな人生を設計する機会を持ってみてください。