仕事に行き詰まったときはとにかく歩く

物事が上手くいかないときは
頭の中に考え事が多くなり
ますます複雑になってきます。
頭の中に複雑な回路が生じ、互いが絡み合い、
回路のあちこちで衝突が起こり
争いが広がります。

それだけではありません。
煩悩や執着も増えてきます。
些細なことにも傷つけられたり
むなしいだけのプライドを守ろうとして
さらに問題を悪化させたりもします。
何でもないことにとらわれてしまうと
いざ重要なことは見落としてしまいがちで
片付けなければならないことも
タイミングを逃してしまいがちです。

すべての問題は、気が衰え、
エネルギーが抜けてしまったことから
生じていると考えればよいです。
そのため、ウォーキングや呼吸を通して、
日常生活からエネルギーを蓄える必要があるのです。

足の裏の湧泉に意識を集中して歩いてみてください。
仕事で行き詰まったときは
とにかく歩いてみてください。
歩いていると、どうでもよい考えは
自然となくなっていきます。
誰かに答えを求めなくても
自らその答えがわかってきます。

新鮮なエネルギーが体の隅々まで
詰まることなくスムーズに流れることにより
意識がはっきりしてきて、思考はシンプルになります。

地球市民として生きる

私たちは地球という星で
共に暮らしている地球市民です。
真の地球市民として生きていくには
民族、国家、宗教、理念を超えて
尊重しあい、愛しあう訓練が必要です。

哲学を勉強するのではなく
心理学を勉強するのではなく
人間と地球を愛する訓練が必要です。

その訓練の始まりは、
まず自分自身を愛することからです。

情報を支配する力、心力

人には3つの力があります。
体力、知力、心力です。
知力は本を通して学ぶ知識で、
心力は心の力、知恵です。
この3つをバランスよく備えている人が
健康な人です。

情報を支配するには
知力だけではできません。

大事なのは、心の力を育てることです。
心力が育てば情報を把握でき、扱うことができます。

心力を育てなければ、情報の奴隷になります。
どんな情報が、その人を支配しているのかによって
その人の人格が決まります。
情報の質と量が、その人の価値を決めるのです。

心力を育てましょう。
心力は情報で育てるのではなく
体と心を鍛錬する必要があります。
呼吸、瞑想、脳教育で心力を育てましょう。